寒い雨

久しぶりの雨になりました。

ヒルの池に流れこんでいる山水もこなくなり、毎日、井戸水を入れていました。

この雨でどれだけの水が溜まるか、あんまり期待は出来そうもありませんが。

 

毎朝、縁側のマッサージチェアーの上から

窓の外を眺めるのが、びわちゃんの習慣です。

その先には葉の落ちてしまった、ジュンベリーの枝に止まっているたくさんのすずめたち。

風に揺れるとわーっと飛びたち、また戻ってくる。

体を脹らませ並んで止まっている姿は、とても愛らしくついほほ笑んでしまいます。

彩りのない冬の庭にも、日び生き物たちの

ほっこりとさせてくれる姿が、淡々とした

日常に潤いを与えてくれています。

 

 


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宇宙

随分と揺れました。

深夜の地震

いつも、だいたいこの時間に入浴している私ですが、上がっていて良かった。

髪を乾かしている途中、響き渡る携帯の不気味な音。

 あっ!地震だ。

と思った瞬間、大きな音とともにゆれた。

わりと冷静だったな。

 

予測出来ない自然の怖さ。

全部ひっくるめて、それが生きるってこと?

このところの、私にとっては不愉快な出来事も、広い宇宙のひとこまなんだ、、、、

小さい小さい。

 


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さよなら、、、

前回のブログを書き終えたころ、

うめちゃんは私にくっついたまま息をしなくなっていました。

冷たくなったうめちゃんと対面したびわちゃんは、しばらくくんくんしていましたが

やがていなくなりました。

その夜も、続の日も姿を見せなくなったうめちゃんを、びわちゃんは捜していたようです。

ふっと頭の中に、元気だった頃のうめちゃんが、時々振り返りながら階段を登っていく姿が浮かびます。

天国への階段なのか、、、、

先に行ってしまった仲間との再会はできたのだろうか、、、

 

今朝はこの冬、初めて水道が凍っていました。

日が当たり始めた頃、ロウバイのい

いかおりがただよいはじめました

 


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うめちゃん、、

高齢のうめちゃんが、一昨日から何も食べなくなりました。

我が家にきてくれてから、19年。

小梅ちゃん。とよばれ、やがて小がとれて

うめちゃんに。

このこが家族になって19年の間に、

実家の両親が、夫が、義母が次々と逝き、

生活が変わりました。

その間、ずっと寄り添ってくれたうめちゃんは、今時々微かに耳をうごかし、

私の横で寝ています。

一人になり、一人では何の解決もできないことをつきつけられた時、

やっぱりこの子は、大きなクリクリとした目で、私のどうしょうもない思いを感じてくれました。

嬉しい出会いがあれば、必ず辛い別れがきます。

わかっていても、わかっていたけれど

やっぱり辛いし、

一匹のネコだけど、存在は大きかった。

あと何日、この子といられるんだろう。

たくさんの別れ。

年明けそうそうから、たくさんのお別れがありました。

会葬のお礼ハガキに、ご主人を亡くされた

奥様がこんな文を載せられています。

  家族を守りぬいた強く優しい

  姿を忘れません。

一緒になって50年以上、いつの間にか

随分と遠くまで肩を並べて歩いてきたもの

です。

こみ上げてくるのは、お父さんのおげで

今まで元気でやってこられたという、感謝

の念と、

もう少し優しくしてあげれば良かった

ごめんね。

という気持ちです。

 

穏やかな暮らしを守り続けてこられた

大黒柱でした。

 

この思いのつまった文を読みかえし

なんど涙したことか。

 

幸せだったたくさんのことを胸に、温かいおもいでこれからの一日一日を過ごしてほしいと思っています。

 


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